礼記 / 祭統
夫祭有三重焉:獻之屬,莫重於祼;聲,莫重於升歌;舞,莫重於武宿夜。此周道也。凡三道者,所以假於外而以增君子之志也。故與志進退;志輕則亦輕,志重則亦重。輕其志而求外之重也,雖聖人弗能得也。是故君子之祭也,必身自盡也,所以明重也。道之以禮,以奉三重,而薦諸皇尸。此聖人之道也。
新字:夫祭有三重焉:献之属,莫重於祼;声,莫重於升歌;舞,莫重於武宿夜。此周道也。凡三道者,所以仮於外而以增君子之志也。故与志進退;志軽則亦軽,志重則亦重。軽其志而求外之重也,雖聖人弗能得也。是故君子之祭也,必身自尽也,所以明重也。道之以礼,以奉三重,而薦諸皇尸。此聖人之道也。
書き下し
夫れ祭に三重有り。献の属は、祼(かん)より重きは莫く、声は、升歌より重きは莫く、舞は、武宿夜より重きは莫し。此れ周の道なり。凡そ三道は、外に仮りて以て君子の志を増す所以なり。故に志と進退す。志軽ければ則ち亦た軽く、志重ければ則ち亦た重し。その志を軽くして外の重きを求むるや、聖人と雖も得る能わざるなり。是の故に君子の祭るや、必ず身自ら尽くすなり。重きを明らかにする所以なり。これを道くに礼を以てし、以て三重を奉じて、諸を皇尸に薦む。此れ聖人の道なり。
現代語訳
そもそも祭りには三つの重んずべきものがある。献上の類では祼(香り酒を注ぐこと)より重いものはなく、音楽では升歌(しょうか、堂に上って歌うこと)より重いものはなく、舞では武宿夜(ぶしゅくや、周の武の舞曲の名)より重いものはない。これが周の礼のあり方である。およそこの三つは、外のものを借りて君子の志を増すためのものである。だから志とともに進み退く。志が軽ければそれらも軽くなり、志が重ければそれらも重くなる。志を軽くしておきながら外のものに重みを求めても、聖人でさえそれを得ることはできない。それゆえ君子が祭るときは、必ず自ら身をもって尽くす。それによって重みを明らかにするのである。礼によって導き、三つの重んずべきものを捧げて、皇尸に供える。これが聖人の道である。
解説
この章句が説くこと
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