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礼記 / 雑記下

有服,人召之食,不往。大功以下,既葬,適人,人食之,其黨也食之,非其黨弗食也。功衰食菜果,飲水漿,無鹽酪。不能食食,鹽酪可也。 孔子曰:「身有瘍則浴,首有創則沐,病則飲酒食肉。毀瘠為病,君子弗為也。毀而死,君子謂之無子。」

新字:有服,人召之食,不往。大功以下,既葬,適人,人食之,其党也食之,非其党弗食也。功衰食菜果,飲水漿,無塩酪。不能食食,塩酪可也。 孔子曰:「身有瘍則浴,首有創則沐,病則飲酒食肉。毀瘠為病,君子弗為也。毀而死,君子謂之無子。」

書き下し

服有りて、人これを食に召すも、往かず。大功以下は、既に葬りて、人に適き、人これに食わしむれば、その党ならばこれを食い、その党に非ざれば食わざるなり。功衰には菜果を食い、水漿を飲み、塩酪無し。食を食う能わざれば、塩酪も可なり。 孔子曰く、「身に瘍(よう)有れば則ち浴し、首に創有れば則ち沐し、病めば則ち酒を飲み肉を食う。毀瘠(きせき)して病を為すは、君子為さざるなり。毀して死するは、君子これを無子と謂う」と。

現代語訳

喪に服している者は、人から食事に招かれても行かない。大功以下の喪にある者は、埋葬を済ませた後に他家へ出かけて、先方が食事を出してくれた場合、それが親族であれば食べ、親族でなければ食べない。功衰を着る時期には野菜や果物を食べ、水や飲み物を飲むが、塩や乳製品は口にしない。ただし食事がのどを通らないようなら、塩や乳製品を用いてもよい。 孔子はいった。「体にできものがあれば湯あみをし、頭に傷があれば髪を洗い、病気であれば酒を飲み肉を食べる。悲しみのあまり痩せ衰えて病気になるようなことを、君子はしない。身をやつれさせて死ぬようなことがあれば、君子はこれを親の跡継ぎがいないのと同じことだという」。

解説

前段に続き、喪中の食と養生を語る段である。喪にある者は人の食事の招きに応じない。大功以下で埋葬を済ませた後なら、親族の家で出された食事は食べてよいが、親族でなければ食べない。鄭玄は、たまたま行って出された食事なら食べてよいが、食事のために行ってはならないと注し、親族でない家で食べるのは節度なく人の家で食べることになるとする。後半の孔子の言葉は、喪の中でも体をいたわることを明確に求めている。悲しみで痩せ衰えて病むことを君子はせず、そのために死ねば「無子」、つまり親の跡継ぎがいないのと同じだとまで言う。鄭玄は、それは親を重んじないことだと注している。親から受けた身を損なうことは、かえって親への不孝になるという考えは、『孝経』の「身体髪膚これを父母に受く」と響き合う。

この章句が説くこと

礼記雑記孔子孝養生

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