論語 / 為政篇
孟武伯問孝。子曰、父母唯其疾之憂。
書き下し
孟武伯孝を問う。子曰く、「父母は唯其の疾(やまい)を之憂う。」
現代語訳
孟武伯が孝を尋ねると、孔子は「親はただ子の病気を心配するものだ」と答えた。
解説
孟武伯が孝について尋ねると、孔子は「親はただ子の病気を心配するものだ」とだけ答えました。短い言葉ですが、親の心配りの深さがよく表れています。仕事の出来や成績を心配するのではなく、ただ子の体が無事であってほしいと願う。これこそが、人を思う気持ちの一番深いところにあるものです。これは職場や地域でも同じです。部下や後輩、近所の人に対して、成果や結果ばかりを気にするのではなく、まず体は大丈夫か、無理をしていないかと案じる。そうした素朴な気づかいこそが、相手との間に深い信頼を生み、長く続く付き合いの土台になります。
この章句が説くこと
孝安心家族
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葉隠・聞書第一忠臣は孝子の門に尋ねよとあり。随分(ずいぶん)心を尽くして孝行すべき事なり。奉公に精を出す人は自然にはあれども、孝行に精出す人は稀なり。よき者には他人も懇(ねんご)ろに、亡き後にて残り多く、孝行に精出す人は稀なり。無理なる人、無理なる親にてなくば知れまじきなり。
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人物志・自序其の安んずる所を察し、其の由る所を觀て、以て居止の行を知る。
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尚書・說命中惟れ事を事とするに、乃ち其れ備え有り、備え有れば患い無し。
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