礼記 / 檀弓上
國亡大縣邑,公、卿、大夫、士皆厭冠,哭於大廟,三日,君不舉。或曰:君舉而哭於后土。 孔子惡野哭者。 未仕者,不敢稅人;如稅人,則以父兄之命。 士備入而後朝夕踊。 祥而縞,是月禫,徙月樂。 君於士有賜帟。
新字:国亡大県邑,公、卿、大夫、士皆厭冠,哭於大廟,三日,君不舉。或曰:君舉而哭於后土。 孔子悪野哭者。 未仕者,不敢税人;如税人,則以父兄之命。 士備入而後朝夕踊。 祥而縞,是月禫,徙月楽。 君於士有賜帟。
書き下し
国大県邑を亡えば、公・卿・大夫・士皆厭冠(えんかん)して、大廟に哭すること、三日、君挙(きょ)せず。或いは曰く、君挙して后土に哭す、と。 孔子野哭する者を悪(にく)む。 未だ仕えざる者は、敢えて人に税(おく)らず。如し人に税らば、則ち父兄の命を以てす。 士備わり入りて後に朝夕踊す。 祥して縞(こう)し、是の月禫(たん)し、月を徙(うつ)して楽す。 君士に於いて帟(えき)を賜うこと有り。
現代語訳
国が大きな県邑(けんゆう、地方の町)を失ったときには、公・卿・大夫・士がみな厭冠(えんかん、喪に用いる冠)をかぶり、太祖の廟で三日間哭し、君主は盛大な食膳を設けない。一説には、君主は膳を設けたうえで后土(こうど、土地の神)の社で哭する、という。 孔子は、(哭すべきでない)野で哭する者を嫌った。 まだ仕官していない者は、自分の判断で人に財物を贈らない。もし人に贈るときは、父や兄の命によって行う。 君主の喪では、士たちがことごとく入りそろってから、朝夕の踊(よう、足を踏み鳴らして哀しみを表す)を行う。 大祥(二周忌の祭り)には縞(こう、白い絹)の冠を着け、その月のうちに禫(たん、喪明けの祭り)を行い、翌月から音楽を用いる。 君主は士に対して、帟(えき、柩の上を覆う幕)を賜ることがある。
解説
この章句が説くこと
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