名将言行録 / 『名将言行録』福島正則 評・好き話の種
好話柄である。
書き下し
好話柄である。
現代語訳
好い話柄である。
解説
この一句は、直前の槍の錆の逸話に対する、菊池寛の短い評です。話柄は、話の種という意味で、人に語りたくなる面白い逸話だという評価です。菊池寛は評で、外見は錆びていても刃先が研ぎ立てられていた槍と、気の短い正則の取り違えの面白さを、軽く認めています。この評は1943年の読み物としての味わいで、現代の評価と同じとは限りません。ただ、人の使う道具の手入れが外見ではなく実質にあるという話は、現代の職場でも、見せ方より成果の質を重んじる姿勢につながります。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
菊池寛話柄槍の錆可児吉長実質評
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