人物志 / 英雄
氣力過人,勇能行之,智足斷事,乃可以為雄
新字:気力過人,勇能行之,智足断事,乃可以為雄
書き下し
気力人に過ぎ、勇は之を行うに能く、智は事を断ずるに足りて、乃ち以て雄と為す可し。
現代語訳
気力が人並みを超え、勇気はそれを実行することができ、智恵は物事を判断するに十分である。これが揃って初めて「雄」と呼べるのである。
解説
人並みを超えた気力、それを実行に移す勇気、そして物事を判断できる知恵。この三つが揃って初めて「雄」と呼べるとされる。勢いや度胸だけで突き進む人は多いが、状況を見誤らない判断力を欠けば、その勇ましさは空回りに終わりかねない。力強さや行動力が評価される場面ほど、それを支える判断力が伴っているかを、自他ともに確かめておきたい視点である。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
気力行動力判断力
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人物志・英雄必ず聡は始めを謀るに能く、明は機を見るに能く、胆は之を決するに能くして、然る後に以て英と為す可し。
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