師導古典を学びたいすべての人に

人物志 / 接識

夫何哉?是故,

書き下し

夫れ何ぞや。是の故に、

現代語訳

それはなぜか。それゆえ、(次のようになる)

解説

接識篇の冒頭の問いである。直前で劉劭は、人は初めは非常に知りがたいのに、誰もが自分は人を知っていると思っている、自分が人を観ると分かるつもりになり、他人が人を観察すると見誤っていると思う、と述べた。その理由を問うのがこの一句で、答えは続く文で、人は自分と同じ型の人の良さは分かるが、異なる型の人の美点は見落としがちだからだ、と示される。人を見る目の偏りは、見る人自身の性の偏りから生じるという、接識篇全体の主題への導入である。現代でも、採用や評価で自分に似た人を高く評価してしまう傾向はよく知られており、まず自分の目の癖を疑うことが人を知る第一歩になる。

関連する章句

古典の入門書『人生の教科書』の表紙

人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。

古典の入門書『人生の教科書』(PDF)と、師導の全機能1か月がセットで700円。二十四の悩みに、論語・老子・孫子から徒然草・五輪書までが答えます。

本の中身を見る
古典の入門書『人生の教科書』(PDF)+師導1か月=700円 本を見る