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人物志 / 流業

是故,主道立,則十二材各得其任也:清節之德,師氏之任也。法家之材,司寇之任也。術家之材,三孤之任也。三材純備,三公之任也。三材而微,冢宰之任也。臧否之材,師氏之佐也。智意之材,冢宰之佐也。伎倆之材,司空之任也。儒學之材,安民之任也。文章之材,國史之任也。辯給之材,行人之任也。驍雄之材,將帥之任也。

新字:是故,主道立,則十二材各得其任也:清節之徳,師氏之任也。法家之材,司寇之任也。術家之材,三孤之任也。三材純備,三公之任也。三材而微,冢宰之任也。臧否之材,師氏之佐也。智意之材,冢宰之佐也。伎倆之材,司空之任也。儒学之材,安民之任也。文章之材,国史之任也。弁給之材,行人之任也。驍雄之材,将帥之任也。

書き下し

是の故に、主道立てば、則ち十二材各其の任を得るなり。清節の徳は、師氏の任なり。法家の材は、司寇の任なり。術家の材は、三孤の任なり。三材純備なるは、三公の任なり。三材にして微なるは、冢宰の任なり。臧否の材は、師氏の佐なり。智意の材は、冢宰の佐なり。伎倆の材は、司空の任なり。儒学の材は、安民の任なり。文章の材は、国史の任なり。弁給の材は、行人の任なり。驍雄の材は、将帥の任なり。

現代語訳

それゆえ君主の道が立てば、十二の才はそれぞれその任務を得る。清節の徳は師氏(しし、君主や子弟を教え導く官)の任である。法家の才は司寇(しこう、刑罰と司法の長官)の任である。術家の才は三孤(さんこ、三公に次ぐ君主の補佐役)の任である。三つの才を純粋に備えた者は三公(さんこう、最高位の大臣)の任である。三つの才を備えるが小ぶりな者は冢宰(ちょうさい、宰相)の任である。臧否の才は師氏の補佐である。智意の才は冢宰の補佐である。伎倆の才は司空(しくう、土木工事を司る長官)の任である。儒学の才は民を安んじる教化の任である。文章の才は国史(国の記録官)の任である。弁舌に富む才は行人(こうじん、外交使節の官)の任である。驍雄の才は将帥(軍の指揮官)の任である。

解説

十二の才をそれぞれ『周礼』風の官職に割り当てる、流業篇の実務的な結論である。清節は教育の師氏、法家は司法の司寇、術家は君主の補佐の三孤、三材を兼ねる国体は三公、器能は冢宰と、才の型と官職が一対一で結びつけられる。その前提は、君主の道が立つこと、すなわち君主が平淡で偏らないことである。劉劭は曹魏の官僚制度の設計に関わった人物でもあり、人物分類を具体的な配置表にまで落とし込む点に実務家の顔がのぞく。現代の組織でも、職務記述と人材の型を突き合わせて配置する発想は同じで、まず型を見極め、次に任せる場所を決めるという順序を教えている。

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