長短経 / 量才
〔清節之徳、師氏之任也、法家之材、司冦之任也、術家之材、三孤之任也、臧否之材、師氏之任也、伎倆之材、司空之任也、儒學之材、保氏之任也、文章之材、國史之任也、驍雄之材、將帥之任也。〕
新字:〔清節之徳、師氏之任也、法家之材、司寇之任也、術家之材、三孤之任也、臧否之材、師氏之任也、伎倆之材、司空之任也、儒学之材、保氏之任也、文章之材、国史之任也、驍雄之材、将帥之任也。〕
書き下し
〔清節の徳は師氏の任なり。法家の材は司寇の任なり。術家の材は三孤の任なり。臧否の材は師氏の任なり。伎倆の材は司空の任なり。儒学の材は保氏の任なり。文章の材は国史の任なり。驍雄の材は将帥の任なり。〕
現代語訳
〔清節の徳を持つ者は師氏(教導の官)の任に当たる。法家の材は司寇(司法の官)の任に当たる。術家の材は三孤(補佐の高官)の任に当たる。臧否の材は師氏の任に当たる。伎倆の材は司空(土木の官)の任に当たる。儒学の材は保氏(養育の官)の任に当たる。文章の材は国史の任に当たる。驍雄の材は将帥の任に当たる。〕
解説
品目篇で並べた人物の型を、そのまま官職に割りつけた一覧です。人物論が人事の実務に接続する箇所で、長短経の実用性がよく出ています。是非をあげつらう臧否の材にも師氏という持ち場が与えられているのが目を引きます。欠点として書かれた性質であっても、捨てるのではなく置き場所を指定する。型を判定することと、その型を活かす席を用意することは、必ず対で行われなければ意味がありません。
この章句が説くこと
適材適所人物鑑識官職配置清節法家
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