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文昌帝君陰騭文 / 第六段・口是にして心非なるべからず

惡人則遠避之,杜災殃於眉睫。常須隱惡揚善,不可口是心非。恆記有益之語,罔談非禮之言。

新字:悪人則遠避之,杜災殃於眉睫。常須隠悪揚善,不可口是心非。恒記有益之語,罔談非礼之言。

書き下し

悪人は則ち之を遠避して、災殃を眉睫に杜ぐ。常に須らく悪を隠し善を揚ぐべく、口は是にして心は非なるべからず。恒に有益の語を記し、非礼の言を談ずること罔かれ。

現代語訳

悪い人からは遠ざかって、わざわいがまつげの先まで迫るのを防ぎます。いつも人の悪いところは表に出さず、善いところを取り上げるべきで、口で賛成しながら心で反対するようであってはなりません。ためになる言葉はいつも心にとどめ、礼にはずれた言葉を口にしてはなりません。

解説

前段の善人に近づけを受けて、悪人からは離れよと説く段です。杜災殃於眉睫という言い方が印象に残ります。まつげの先、つまり目の前まで迫ってから避けるのでは遅い、その手前で防げという意味です。後半は言葉についての戒めが並びます。隠悪揚善は、人の欠点を言い立てず良いところを取り上げること。口是心非は、太上感応篇にも同じ四字があり、二つの書に共通する戒めです。最後の二句は、口に入れるものと口から出すものを分けて言っています。ためになる言葉を覚え、礼を外れた言葉は言わない。何を聞いて何を言うかで、その人の言葉づかいは半年もあれば変わります。

この章句が説くこと

隠悪揚善二心言葉交友用心

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この一句を、あなたの毎日に。

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