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抱朴子外篇 / 博喻

抱樸子曰:影無違形之狀,名無離實之文。故背源之水,必不能揚長流以東漸;非時之華,必不能稽輝藻於冰霜。

新字:抱樸子曰:影無違形之状,名無離実之文。故背源之水,必不能揚長流以東漸;非時之華,必不能稽輝藻於冰霜。

書き下し

抱朴子曰く、影に形に違うの状無く、名に実を離るるの文無し。故に源に背く水は、必ず長流を揚げて以て東に漸むる能わず、時に非ざる華は、必ず輝藻を冰霜に稽むる能わず。

現代語訳

抱朴子は言う。影には形に背く姿がなく、名には実を離れる文様がない。だから源に背く水は、決して長い流れを起こして東へ進むことができず、時に合わない花は、決して輝きを霜の中に留めることができない。

解説

影は形に従い、名は実に従う。名だけが実から離れることはない、という短い断言です。水源に背いた流れは東の海にたどり着けず、季節外れの花は霜の中で輝きを保てません。「名に実を離るるの文無し」。評判は実績の影にすぎない、という読み方になります。評価を得ようと見せ方を磨いても、実がなければ長続きしません。部下の評判と実績が食い違うときは、評判を疑う前に、まだ見えていない実績の側を調べてみることです。

この章句が説くこと

影に形に違うの状無く名に実を離るるの文無し源に背く水は時に非ざる華は名実評判

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