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抱朴子外篇 / 博喻

抱樸子曰:體粗者系形,知精者得神,原始見終者,有可推之緒,得之未朕者,無假物之因。是以晝見天地,未足稱明,夜察分毫,乃為絕倫。

新字:抱樸子曰:体粗者系形,知精者得神,原始見終者,有可推之緒,得之未朕者,無仮物之因。是以昼見天地,未足称明,夜察分毫,乃為絶倫。

書き下し

抱朴子曰く、体粗き者は形に系かり、知精き者は神を得、始めを原ね終わりを見る者は、推す可きの緒有り、之を未だ朕さざるに得る者は、物を仮るの因無し。是を以て昼に天地を見るは、未だ明と称するに足らず、夜に分毫を察するは、乃ち絶倫たり。

現代語訳

抱朴子は言う。粗い者は形にとらわれ、精妙な知をもつ者は神を得る。始まりを尋ねて終わりを見通す者には、推し量る手がかりがあり、まだ兆さないうちにそれを捉える者には、物を借りて頼る拠り所がない。だから昼間に天地を見ても、まだ明と称するには足らず、夜に毛すじのような微かなものを察することこそ、並ぶもののない明である。

解説

「昼に天地を見るは、未だ明と称するに足らず、夜に分毫を察するは、乃ち絶倫たり」。誰にも見える昼の大きなものを見ても、明とは言わない。暗い夜に、毛すじ一本ほどの微かな兆しを捉えてこそ、抜きんでた明だという対比です。仁明の論で述べられた明の定義を、短い句で言い直しています。現場でも、数字が出てから反応するのは誰にでもできる。数字になる前の、わずかな変化の気配を捉えて手を打てる人が、管理職に求められる力です。

この章句が説くこと

夜に分毫を察するは昼に天地を見るは之を未だ朕さざるに得る者は兆し洞察

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