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抱朴子外篇 / 清鑒

郭泰中才,猶能知人,故入潁川則友李元禮,到陳留則結符偉明,入外黃則親韓子助,至蒲亨則師仇季知,止學舍則收魏德公,觀耕者則拔茅季偉,奇孟敏於擔負,戒元艾之必敗。終如其言,一無差錯。必能簡精鈍於符表,詳舒急乎聲氣,料明暗於舉厝,察清濁於財色,觀取與於宜適,謂虛實於言行,考操業於閨閫,校始終於信效,善否之驗,不其易乎?」

新字:郭泰中才,猶能知人,故入潁川則友李元礼,到陳留則結符偉明,入外黄則親韓子助,至蒲亨則師仇季知,止学舎則収魏徳公,観耕者則抜茅季偉,奇孟敏於担負,戒元艾之必敗。終如其言,一無差錯。必能簡精鈍於符表,詳舒急乎声気,料明暗於舉厝,察清濁於財色,観取与於宜適,謂虚実於言行,考操業於閨閫,校始終於信効,善否之験,不其易乎?」

書き下し

郭泰は中才なれども、猶お能く人を知る。故に潁川に入れば則ち李元礼を友とし、陳留に到れば則ち符偉明を結び、外黄に入れば則ち韓子助に親しみ、蒲亨に至れば則ち仇季知を師とし、学舎に止まれば則ち魏徳公を収め、耕す者を観れば則ち茅季偉を抜き、孟敏を担負に奇とし、元艾の必ず敗れんことを戒む。終に其の言の如く、一も差錯無し。必ず能く精鈍を符表に簡び、舒急を声気に詳らかにし、明暗を挙厝に料り、清濁を財色に察し、取与を宜適に観、虚実を言行に謂い、操業を閨閫に考え、始終を信効に校ぶれば、善否の験、亦易からずや」と。

現代語訳

郭泰は並の才の持ち主であったが、それでも人を見抜くことができた。だから潁川に入れば李元礼を友とし、陳留に着けば符偉明と交わりを結び、外黄に入れば韓子助と親しみ、蒲亨に至れば仇季知を師とし、学舎に滞在すれば魏徳公を迎え入れ、耕す者を見れば茅季偉を引き立て、荷を担ぐ孟敏を非凡と見抜き、元艾が必ず失敗するだろうと戒めた。結局すべてその言葉どおりになり、一つの誤りもなかった。精妙か鈍いかを外に現れた印から選び分け、ゆったりか急かをその声や気から詳しく見、明暗を立ち居振る舞いから推し量り、清濁を金銭や女色への態度から観察し、取るか与えるかを時宜への合い方から観、虚実を言葉と行いから見極め、操行や仕事を家庭の中で考え、始めから終わりまでを約束の果たし方で比べるならば、善し悪しを確かめるのは、決して難しくはないではないか。」

解説

後漢の郭泰が各地で優れた人物を見出した話を挙げ、その観察の項目まで列挙して「善否の験、亦易からずや」と締める反論の結びです。注目したいのは観察の窓口で、声や気、振る舞い、金銭や色への態度、言葉と行いの差、家庭での様子、約束の果たし方と、人を多面的に見ています。葛洪はこれを退けますが、項目そのものは今の人事評価にも通じます。一回の面接より、お金や時間の扱い、身内への接し方、約束の守り方といった側面を重ねて見るほうが人柄はよく現れる、という実務の勘どころがここに入っています。

この章句が説くこと

終に其の言の如く清濁を財色に察し虚実を言行に謂い始終を信効に校ぶれば観察家庭

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