易経 / 頤卦
觀我朵頤,亦不足貴也。 六二征凶,行失類也。 十年勿用,道大悖也。 顛頤之吉,上施光也。 居貞之吉,順以從上也。 由頤厲吉,大有慶也。周易 第二十八卦 巽下兌上 易經:大過:棟橈,利有攸往,亨。 初六:藉用白茅,无咎。 九二:枯楊生稊,老夫得其女妻,无不利。 九三:棟橈,凶。 九四:棟隆,吉。有它吝。 九五:枯楊生華,老婦得其士夫,无咎无譽。 上六:過涉滅頂,凶,无咎。 彖曰:
新字:観我朶頤,亦不足貴也。 六二征凶,行失類也。 十年勿用,道大悖也。 顛頤之吉,上施光也。 居貞之吉,順以従上也。 由頤厲吉,大有慶也。周易 第二十八卦 巽下兌上 易経:大過:棟橈,利有攸往,亨。 初六:藉用白茅,无咎。 九二:枯楊生稊,老夫得其女妻,无不利。 九三:棟橈,凶。 九四:棟隆,吉。有它吝。 九五:枯楊生華,老婦得其士夫,无咎无誉。 上六:過渉滅頂,凶,无咎。 彖曰:
書き下し
我を観て頤を朶るとは、亦貴ぶに足らざるなり。六二征けば凶とは、行きて類を失うなり。十年用うる勿かれとは、道大いに悖ればなり。顛しまに頤わるるの吉は、上の施し光いなればなり。貞に居るの吉は、順にして以て上に従うなり。由りて頤わる、厲けれども吉とは、大いに慶び有るなり。周易 第二十八卦。巽下兌上。易経。大過は、棟橈む、往く攸有るに利ろし、亨る。初六、藉くに白茅を用う、咎无し。九二、枯楊稊を生ず、老夫其の女妻を得、利ろしからざる无し。九三、棟橈む、凶。九四、棟隆し、吉。它有れば吝。九五、枯楊華を生ず、老婦其の士夫を得、咎も无く誉れも无し。上六、過ぎて渉りて頂を滅す、凶なれども、咎无し。彖に曰く、
現代語訳
「私を見てあごを垂らして欲しがる」とは、それもまた尊ぶに値しないということである。「六二が進めば凶」とは、進んで仲間を失うことである。「十年用いられない」とは、道に大きく背いているからである。「逆さまに下に養われて吉」とは、上からの施しが広く輝くからである。「正しさを守ってとどまって吉」とは、素直に上に従うからである。「人々がこの者によって養われ、危ういが吉」とは、大いに喜びがあることである。『周易』第二十八の卦。下が巽(風)、上が兌(沢)の卦である。易経にいう。大過(大いに過ぎる)は、棟木がたわむ。進んで事を行うのがよい。通る。初六、供え物の下に白い茅を敷く。とがめはない。九二、枯れた楊(やなぎ)に若芽が生える。年老いた男が若い妻を得る。不利なことはない。九三、棟木がたわむ。凶である。九四、棟木が高く盛り上がる。吉である。ほかに心を移せば恥をかく。九五、枯れた楊に花が咲く。年老いた女が若い夫を得る。とがめもなく、ほまれもない。上六、度を越して川を渡り、頭まで水に沈む。凶であるが、とがめはない。彖伝にいう。
解説
関連する章句
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易経・大畜卦厲きこと有り、已むに利ろしとは、災いを犯さざるなり。輿輹を説くとは、中にして尤无きなり。往く攸有るに利ろしとは、上志を合わすなり。六四の元いに吉なるは、喜び有るなり。六五の吉は、慶び有るなり。何ぞ天の衢なるとは、道大いに行わるるなり。周易 第二十七卦。震下艮上。易経。頤は、貞にして吉。頤を観て、自ら口実を求む。初九、爾の霊亀を舎てて、我を観て頤を朶る、凶。六二、顛しまに頤わる、経に払る、丘に于いて頤わんとす、征けば凶。六三、頤に払る、貞なれども凶、十年用うる勿かれ、利ろしき攸无し。六四、顛しまに頤わるるも吉、虎視眈眈、其の欲逐逐たり、咎无し。六五、経に払る、貞に居れば吉、大川を渉るべからず。上九、由りて頤わる、厲けれども吉、大川を渉るに利ろし。彖に曰く、
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易経・大過卦藉くに白茅を用うとは、柔下に在るなり。老夫女妻とは、過ぎて以て相与するなり。棟橈むの凶は、以て輔有るべからざるなり。棟隆きの吉は、下に橈まざるなり。枯楊華を生ず、何ぞ久しかるべけんや。老婦士夫、亦醜ずべきなり。過ぎて渉るの凶は、咎むべからざるなり。周易 第二十九卦。坎下坎上。易経。習坎は、孚有り、維れ心亨る。行けば尚ばるる有り。初六、習坎、坎窞に入る、凶。九二、坎に険有り、求めて小しく得。六三、来たるも之くも坎坎たり、険にして且つ枕す、坎窞に入る、用うる勿かれ。六四、樽酒簋弐、缶を用う、約を納るるに牖よりす、終に咎无し。九五、坎盈たず、祗に既に平らかなり、咎无し。上六、係ぐに徽纆を用い、叢棘に寘く、三歳まで得ず、凶。彖に曰く、
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易経・巽卦進退すとは、志疑ふなり。武人の貞に利ありとは、志治まるなり。紛若の吉は、中を得ればなり。頻りに巽ふの吝は、志窮まるなり。田して三品を獲とは、功有るなり。九五の吉は、位正中なればなり。巽ひて牀の下に在りとは、上窮まるなり。其の資斧を喪ふとは、正に凶なるなり。周易 第五十八卦。兌下兌上。易経。兌は、亨る。貞に利あり。初九、和して兌(よろこ)ぶ、吉。九二、孚ありて兌ぶ、吉、悔亡ぶ。六三、来りて兌ぶ、凶。九四、商(はか)りて兌ぶ、未だ寧(やす)からず、疾(やまひ)を介(へだ)てて喜び有り。九五、剝(はく)に孚あり、厲(あや)ふき有り。上六、引きて兌ぶ。彖に曰く、
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易経・彖伝「大過」は、大なる者過ぎたるなり。「棟撓む」とは、本末弱ければなり。剛過ぎたれども中し、巽いて説び、行わる。往く攸有るに利ろしくして、乃ち亨る。「大過」の時大なるかな。
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易経・遯卦遯るるに尾たるの厲きは、往かざれば何の災いかあらん。執うるに黄牛を用うとは、志を固くするなり。系りて遯るるの厲きは、疾有りて憊るればなり。臣妾を畜えば吉とは、大事にすべからざるなり。君子は好しとして遯る、小人は否ざるなり。嘉く遯る、貞にして吉とは、以て志を正せばなり。肥かに遯る、利ろしからざる无しとは、疑う所无きなり。周易 第三十四卦。乾下震上。易経。大壮は、貞しきに利ろし。初九、趾に壮んなり、征けば凶、孚有り。九二、貞にして吉。九三、小人は壮を用い、君子は罔を用う、貞なれども厲し。羝羊藩に触れて、其の角を羸しむ。九四、貞なれば吉にして悔い亡ぶ。藩決けて羸しまず、大輿の輹に壮んなり。六五、羊を易に喪う、悔い无し。上六、羝羊藩に触れて、退くこと能わず、遂むこと能わず、利ろしき攸无し、艱しめば則ち吉。彖に曰く、
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易経・損卦事を已めて遄やかに往くとは、上(かみ)と志を合するなり。九二の貞に利ありとは、中以て志と為すなり。一人行くとは、三なれば則ち疑はるるなり。其の疾を損すとは、亦喜ぶべきなり。六五の元吉は、上より佑(たす)くればなり。損せずして之を益すとは、大いに志を得るなり。周易 第四十二卦。震下巽上。易経。益は、往く攸有るに利あり。大川を渉るに利あり。初九、用て大作を為すに利あり、元吉にして咎无し。六二、或いは之を益す、十朋の亀も違ふ克はず、永く貞にして吉。王用て帝に享(まつ)る、吉。六三、之を益すに凶事を用ゐる、咎无し。孚有りて中行し、公に告ぐるに圭(けい)を用ゐる。六四、中行して公に告ぐれば従はる。用て依(よ)ることを為して国を遷すに利あり。九五、孚有りて心を恵む、問ふ勿くして元吉。孚有りて我が徳を恵とす。上九、之を益すこと莫く、或いは之を撃つ。心を立つること恒勿し、凶。彖に曰く、
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