易経 / 同人卦
出門同人,又誰咎也。 同人于宗,吝道也。 伏戎于莽,敵剛也。三歲不興,安行也。 乘其墉,義弗克也,其吉,則困而反則也。 同人之先,以中直也。大師相遇,言相克也。 同人于郊,志未得也。周易 第十四卦 乾下離上 易經:大有:元亨。 初九:无交害,匪咎,艱則无咎。 九二:大車以載,有攸往,无咎。 九三:公用亨于天子,小人弗克。 九四:匪其彭,无咎。 六五:厥孚交如,威如;吉。 上九:自天佑之,吉无不利。 彖曰:
新字:出門同人,又誰咎也。 同人于宗,吝道也。 伏戎于莽,敵剛也。三歳不興,安行也。 乗其墉,義弗克也,其吉,則困而反則也。 同人之先,以中直也。大師相遇,言相克也。 同人于郊,志未得也。周易 第十四卦 乾下離上 易経:大有:元亨。 初九:无交害,匪咎,艱則无咎。 九二:大車以載,有攸往,无咎。 九三:公用亨于天子,小人弗克。 九四:匪其彭,无咎。 六五:厥孚交如,威如;吉。 上九:自天佑之,吉无不利。 彖曰:
書き下し
門を出でて人に同じくす、又誰か咎めん。人に同じくするに宗に于いてすとは、吝の道なり。戎を莽に伏すとは、敵剛なればなり。三歳まで興らず、安んぞ行かん。其の墉に乗るとは、義として克たざるなり。其の吉なるは、則ち困しみて則に反ればなり。人に同じくするの先とは、中直を以てなり。大師相遇うとは、相克つを言うなり。人に同じくするに郊に于いてすとは、志未だ得ざるなり。周易 第十四卦。乾下離上。易経。大有は、元いに亨る。初九、害に交わる无し、咎に匪ず。艱しめば則ち咎无し。九二、大車以て載す、往く攸有り、咎无し。九三、公用て天子に亨せらる、小人は克わず。九四、其の彭なるに匪ず、咎无し。六五、厥の孚交如たり、威如たり、吉。上九、天より之を佑く、吉にして利ろしからざる无し。彖に曰く、
現代語訳
「門を出たところで人と同じくする」のだから、また誰がとがめようか。「一族の内だけで人と同じくする」とは、恥をかく道である。「兵を草むらに伏せる」とは、敵が剛強だからである。「三年たっても事を起こせない」のなら、どうして進むことができようか。「城壁に登る」とは、義として攻め勝つべきでないということである。それが吉であるのは、行き詰まって正しい法則に立ち返るからである。「人と同じくしようとして初めは泣き叫ぶ」とは、中ほどにいて真っ直ぐだからである。「大軍でようやく出会う」とは、勝って互いに結ばれることを言う。「郊外で人と同じくする」とは、志がまだ十分に遂げられていないことである。『周易』第十四の卦。下が乾(天)、上が離(火)の卦である。易経にいう。大有(大いに保つ、豊かさ)は、大いに通る。初九、害あるものと交わらない。とがめはない。苦労を忘れなければとがめはない。九二、大きな車に積んで運ぶ。行く先があっても、とがめはない。九三、諸侯が天子にもてなされる。小人にはそれができない。九四、盛んさを誇らない。とがめはない。六五、その誠が上下に通い合い、しかも威厳がある。吉である。上九、天がこれを助ける。吉で、不利なことはない。彖伝にいう。
解説
関連する章句
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易経・大有卦大有の初九は、害に交わる无きなり。大車以て載すとは、中に積みて敗れざるなり。公用て天子に亨せらるとは、小人は害あるなり。其の彭なるに匪ず、咎无しとは、明弁晰らかなるなり。厥の孚交如たりとは、信以て志を発するなり。威如の吉は、易りて備うる无ければなり。大有の上の吉は、天より佑くるなり。周易 第十五卦。艮下坤上。易経。謙は、亨る。君子終わり有り。初六、謙謙たる君子、用て大川を渉る、吉。六二、鳴謙す、貞にして吉。九三、労謙す、君子終わり有りて吉。六四、利ろしからざる无し、謙を撝う。六五、富めりとせずして其の隣を以てす、用て侵伐するに利ろし、利ろしからざる无し。上六、鳴謙す、用て師を行り邑国を征するに利ろし。彖に曰く、
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易経・否卦茅を抜く、貞にして吉とは、志君に在るなり。大人は否がりて亨るとは、群を乱さざるなり。羞を包むとは、位当たらざればなり。命有れば咎无しとは、志行わるるなり。大人の吉は、位正に当たればなり。否終われば則ち傾く、何ぞ長かるべけんや。周易 第十三卦。離下乾上。易経。人に同じくするに野に于いてす、亨る。大川を渉るに利ろし、君子の貞に利ろし。初九、人に同じくするに門に于いてす、咎無し。六二、人に同じくするに宗に于いてす、吝。九三、戎を莽に伏せ、其の高陵に升る、三歳まで興らず。九四、其の墉に乗るも、攻むる克わず、吉。九五、人に同じくす、先には号啕し而して後には笑う。大師克ちて相遇う。上九、人に同じくするに郊に于いてす、悔い無し。彖に曰く、
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易経・彖伝「大有」は、柔尊位を得て、大いに中して上下之に応ず、「大有」と曰う。其の徳剛健にして文明、天に応じて時に行う、是を以て元いに亨る。
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易経・序卦物畜えられて然る後に礼有り、故に之を受くるに履(り)を以てす。履みて泰(やす)らかにして然る後に安し、故に之を受くるに泰を以てす。泰とは、通ずるなり。物は以て終に通ずべからず、故に之を受くるに否(ひ)を以てす。物は以て終に否がるべからず、故に之を受くるに同人を以てす。人と同じくする者には、物必ず帰す、故に之を受くるに大有を以てす。
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易経・彖伝「同人」は、柔位を得中を得て、乾に応ず、同人と曰う。同人に曰く、「人に同じくするに野に於いてす、亨る。大川を渉るに利ろし」とは、乾の行なればなり。文明にして以て健、中正にして応ず、君子の正なり。唯だ君子のみ能く天下の志を通ずるを為す。
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易経・歸妹卦帰妹娣を以てすとは、恒を以てなり。跛にして能く履む吉とは、相承くるなり。幽人の貞に利ありとは、未だ常を変ぜざるなり。帰妹須を以てすとは、未だ当らざるなり。期を愆るの志は、待つ有りて行くなり。帝乙妹を帰がしむ、其の娣の袂の良きに如かずとは、其の位中に在りて、貴を以て行ふなり。上六の実无きは、虚筐を承くるなり。周易 第五十五卦。離下震上。易経。豊は、亨る。王之に假る、憂ふる勿かれ、宜しく日中すべし。初九、其の配主に遇ふ、旬(ひと)しと雖も咎无し、往けば尚(たっと)ばるること有り。六二、其の蔀(しとみ)を豊(おほ)いにす、日中に斗を見る。往けば疑疾(うたがひ)を得。孚有りて発若(はつじゃく)たれば、吉。九三、其の沛(とばり)を豊いにす、日中に沫(ばつ)を見る。其の右の肱を折る、咎无し。九四、其の蔀を豊いにす、日中に斗を見る。其の夷主に遇ふ、吉。六五、章を来す、慶誉有り、吉。上六、其の屋を豊いにし、其の家を蔀(おほ)ふ。其の戸を窺へば、闃(げき)として其れ人无し。三歳まで觌(み)ず、凶。彖に曰く、
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