武家家訓集 / 毛利元就三子教訓状隆元は元春・隆景を力にせよ
一隆元之事者、隆景元春をちからにして、內外樣共に可被申付候、於然者何之子細あるべく候や、 又隆景元春事者、當家だに堅固に候はと、以其力家中々々は如存分可被申付候〱、唯今いかに〱我々が家中々々如存分申付候と彼存候共、當家よはく成行候ば、人の心持可相替候條、兩人におゐても此御心もち肝要候〱、
新字:一隆元之事者、隆景元春をちからにして、内外様共に可被申付候、於然者何之子細あるべく候や、 又隆景元春事者、当家だに堅固に候はと、以其力家中々々は如存分可被申付候〱、唯今いかに〱我々が家中々々如存分申付候と彼存候共、当家よはく成行候ば、人の心持可相替候条、両人におゐても此御心もち肝要候〱、
書き下し
一隆元之事者、隆景元春をちからにして、內外樣共に可被申付候、於然者何之子細あるべく候や、 又隆景元春事者、當家だに堅固に候はと、以其力家中々々は如存分可被申付候〱、唯今いかに〱我々が家中々々如存分申付候と彼存候共、當家よはく成行候ば、人の心持可相替候條、兩人におゐても此御心もち肝要候〱、
現代語訳
隆元のことは、隆景と元春を力にして、内側についても外側についても申し付けられるように。そうすれば何の問題もないでしょう。また隆景と元春は、毛利の本家さえ堅固であれば、その力で、それぞれの家中を思い通りに申し付けることができる。今はどんなに自分たちの家中を思い通りに申し付けていると思っていても、本家が弱くなっていけば、人の心持ちは変わるだろう。両人においても、この心持ちが肝要である。
解説
この章句が説くこと
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人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
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