武治提要 / 民政・第4段
或は山林、河海、都城、塞關、街衢、防堤、鄕里、市鄽、神祉、佛院等の制令のごとき、或は鳥獸、魚鼈、穀鹽、菜菓、材木、薪蒭のごときに至て、皆民政のよる處なり。各其節制あつて、或は民の欲を正して、天物を暴せしめず、或は征賦を出さしめて、其國恩を償はしむるが如き、皆やむことを得ざるの道にして、其詳なること布て方策にあり。
新字:或は山林、河海、都城、塞関、街衢、防堤、郷里、市鄽、神祉、仏院等の制令のごとき、或は鳥獣、魚鼈、穀塩、菜菓、材木、薪蒭のごときに至て、皆民政のよる処なり。各其節制あつて、或は民の欲を正して、天物を暴せしめず、或は征賦を出さしめて、其国恩を償はしむるが如き、皆やむことを得ざるの道にして、其詳なること布て方策にあり。
書き下し
或は山林、河海、都城、塞關、街衢、防堤、鄕里、市鄽、神祉、佛院等の制令のごとき、或は鳥獸、魚鼈、穀鹽、菜菓、材木、薪蒭のごときに至て、皆民政のよる處なり。各其節制あつて、或は民の欲を正して、天物を暴せしめず、或は征賦を出さしめて、其國恩を償はしむるが如き、皆やむことを得ざるの道にして、其詳なること布て方策にあり。
現代語訳
山林、河海、都城、関所、街路、堤防、村里、市場、神社、寺院などの制令から、鳥獣、魚介、穀物、塩、野菜、果物、材木、薪や飼い草に至るまで、すべて民政が関わるところです。それぞれに節度の決まりがあります。民の欲を正して、自然の産物を荒らさせないようにし、あるいは年貢や賦役を出させて国の恩に報いさせる。これらはみな、やむを得ない道であり、その詳しい内容は方策に述べられています。
解説
この章句が説くこと
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『酔古堂剣掃』集豪・金を見て人を見ず金を市に攫む者は、金を見て人を見ず。身を剖きて珠を藏する者は、珠を愛して自ら愛するを忘る。夫の性命を決して以て富貴を饕り、嗜欲を縱にして以て生を損ふ者と何ぞ異ならん。
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李衛公問対・卷下然り而して田単燕の囲む所と為る。単一人に命じて神と為し、拝して之を祠る。神言ふ、『燕破るべし』と。単是に於いて火牛を以て出でて燕を撃ち、大いに之を破る。此れ是れ兵家の詭道なり。天官・時日も亦猶ほ此のごとし。」太宗曰く、「田単は神怪に託して燕を破り、太公は蓍亀を焚きて紂を滅ぼす。二事相反す、何ぞや。」靖曰く、「其の機は一なり。或いは逆らひて之を取り、或いは順ひて之を行ふ是れなり。昔太公武王を佐け、牧野に至り、雷雨に遇ひ、旗鼓毀折す。散宜生卜して吉にして後に行かんと欲す。此れ則ち軍中の疑懼に因りて、必ず卜を仮りて以て神に問ふなり。太公以為(おもへ)らく腐草枯骨問ふに足る無しと。且つ臣を以て君を伐つ、豈に再びすべけんや。然れども散宜生の機を前に発し、太公の機を後に成すを観るに、逆順異なると雖も、其の理致は則ち同じ。臣前に所謂術数廃すべからずとは、蓋し其の機を未だ萌さざるに存するなり。其の成功に及んでは、人事に在るのみ。」太宗曰く、「当今の将帥は、唯だ李勣・道宗・薛万徹のみ。道宗の親属を以てするを除くの外、孰か大用に堪へん。」靖曰く、「陛下嘗て言ふ、勣・道宗の兵を用ふるは、大いに勝たず亦大いに敗れず、万徹は若し大いに勝たずんば即ち須(すべから)く大いに敗るべしと。臣愚かにも聖言を思ふに、大勝を求めず亦大敗せざる者は、節制の兵なり。或いは大いに勝ち或いは大いに敗るる者は、幸ひにして功を成す者なり。故に孫武云ふ、
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『格言聯璧』悖凶類・多事は讀書の第一の病自家の病痛は自家醫せよ、死亡の時を待ちては、醫すこと已に晚し。 多事は讀書の第一の病と為す。多欲は養生の第一の病と為す。 多言は涉世の第一の病と為す。多智は立心の第一の病と為す。 多費は作家の第一の病と為す。
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