万民徳用 / 三寶の使い方・第三
三、佛法修行は、我見を去り、自他無差別にして六和合を用ひ、誠の心に至て、上、四恩を報じ、下、三有の衆生を度す、此の心即ち五倫の道正しく使ふ寶なり。
新字:三、仏法修行は、我見を去り、自他無差別にして六和合を用ひ、誠の心に至て、上、四恩を報じ、下、三有の衆生を度す、此の心即ち五倫の道正しく使ふ宝なり。
書き下し
三、仏法修行は、我見を去り、自他無差別にして六和合を用ひ、誠の心に至て、上、四恩を報じ、下、三有の衆生を度す、此の心即ち五倫の道正しく使ふ宝なり。
現代語訳
三、仏法の修行は、我見を去り、自分と他人を分け隔てなく、六和合を用い、誠の心に至って、上は四恩に報い、下は三有の衆生を救う。この心がすなわち、五倫の道を正しく行うために使う宝である。
解説
我見とは、自分という固定した存在に執着する見方のことです。これを離れ、自他を分けずに接するのが五倫、つまり君臣・父子・夫婦・長幼・朋友の関係の土台だと正三は言います。六和合は、仲間が仲良く力を合わせるための六つの心がけです。四恩は父母・衆生・国王・三宝への恩を指します。現代の職場に引きつければ、自分の立場や面子を一歩引き、相手との関係を整えることがチームの基盤になる、という話として読めます。
この章句が説くこと
我見自他無差別六和合四恩五倫誠
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