朱子家訓 / 三姑六婆
三姑六婆,實淫盜之媒; 婢美妾嬌,非閨房之福。
新字:三姑六婆,実淫盗之媒; 婢美妾嬌,非閨房之福。
書き下し
三姑六婆は、実に淫盗の媒なり。 婢美しく妾嬌なるは、閨房の福に非ず。
現代語訳
三姑六婆と呼ばれる女性の職業の人々を出入りさせれば、不品行や盗みを呼び込む仲立ちになります。 召使いが美しく、妾が艶やかであることは、家庭にとって幸福ではありません。
解説
三姑は尼僧、道姑、卦姑、六婆は仲買や産婆、薬売りなどの女性を指し、家々を出入りした人々です。これは明末清初の家父長的な価値観による記述で、特定の女性や職業を悪者とする偏見も含み、そのまま現代に当てはめるべきではありません。ただ読み取れるのは、素性の分からない出入りを無制限に許せば家の秘密や信用が損なわれるという警戒と、家庭内に不和の種を持ち込まない配慮です。現代なら、組織の情報管理、外部との接点の見極め、公私の線引きといった課題に置き換えて読むことができます。
この章句が説くこと
三姑六婆淫盗媒婢妾閨房時代の価値観
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