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史記 / 傅靳蒯成列伝

至孝文五年,緤以壽終,謚為貞侯。子昌代侯,有罪,國除。至孝景中二年,封緤子居代侯。至元鼎三年,居為太常,有罪,國除。

新字:至孝文五年,緤以寿終,謚為貞侯。子昌代侯,有罪,国除。至孝景中二年,封緤子居代侯。至元鼎三年,居為太常,有罪,国除。

書き下し

孝文の五年に至り、緤寿を以て終はり、謚して貞侯と為す。子昌代はりて侯たり、罪有りて、国除かる。孝景の中二年に至り、緤の子居を封じて侯に代ふ。元鼎三年に至り、居太常と為り、罪有りて、国除かる。

現代語訳

孝文帝の五年になって、周緤は天寿を全うして死去し、貞侯と諡された。子の周昌が代わって侯となったが、罪があって国は取りつぶされた。孝景帝の中二年になって、周緤の子の周居を封じて侯の跡を継がせた。元鼎三年になって、周居は太常(宗廟の祭祀をつかさどる長官)となったが、罪があって国は取りつぶされた。

解説

この段は、蒯成侯周緤の死と、その家の行く末を記した短い一節です。周緤は文帝の五年に天寿を全うし、貞侯と諡されました。多くの功臣が粛清や謀反の疑いで倒れた中で、穏やかに生涯を終えたこと自体が、高祖との信頼関係の深さを物語ります。しかし子の周昌は罪を得て国を失い、景帝の時代に別の子の周居が改めて封ぜられて家を継ぎましたが、武帝の元鼎三年に太常の職にあったとき、罪によって再び国を除かれました。司馬遷は功臣の家が二代、三代のうちに断絶していく例を、多くの列伝の末尾で淡々と記録しています。創業者の信用で与えられた地位も、それを受け継ぐ者の振る舞い次第で失われます。家業や組織を次の世代に渡すとき、地位だけでなく、それを支えてきた姿勢まで伝えられているかが問われます。

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