三字経 / 『三字経』犬や蚕にすら及ばない
犬守夜,雞司晨,苟不學,曷為人? 蠶吐絲,蜂釀蜜,人不學,不如物。
新字:犬守夜,鶏司晨,苟不学,曷為人? 蠶吐糸,蜂醸蜜,人不学,不如物。
書き下し
犬は夜を守り、鶏は晨を司る。苟しくも学ばずんば、曷ぞ人と為らん。 蚕は糸を吐き、蜂は蜜を醸す。人学ばずんば、物に如かず。
現代語訳
犬は夜を守り、鶏は朝を告げます。もし学ばないなら、どうして人といえるでしょうか。 蚕は糸を吐き、蜂は蜜をつくります。人が学ばなければ、ただの物にも及びません。
解説
動物にも役割があるのに、人が学ばなければ人といえないと、強い調子で述べる節です。犬が夜を守り鶏が時を告げる様子は、それぞれがなすべき務めを果たす姿を示します。比喩の厳しさには時代の色がありますが、人の価値は与えられた役割を磨いて果たすことにあるという視点は現代にも通じます。組織においても、自分の役割を学び続けて更新することが、貢献の土台になるという意味に取れます。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
犬守夜鶏司晨蚕吐糸蜂醸蜜不学
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