三字経 / 『三字経』孝悌から数と名へ
首孝弟,次見聞,知某數,識某名。 一而十,十而百,百而千,千而萬。
新字:首孝弟,次見聞,知某数,識某名。 一而十,十而百,百而千,千而万。
書き下し
首めは孝弟、次は見聞。某の数を知り、某の名を識る。 一にして十、十にして百、百にして千、千にして万。
現代語訳
最初は親に孝、年長者に悌を学び、次に見聞を広めます。さまざまなものの数を知り、名を覚えます。 一から十、十から百、百から千、千から万へと進みます。
解説
学ぶ順序を示した節です。人としての土台である孝悌が先、見聞と知識が後という並びは、『論語』学而篇の「弟子入りては則ち孝」以下の順序と同じ発想です。続く数の句は、読み書きの前に数と名を覚える初学の実際を映します。仕事でも、専門技能の前に、基本の用語と数字に慣れることが出発点になります。新人研修で人格の土台、次に用語と数字という段取りを踏むのは、古くからの啓蒙書と同じ考え方です。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
孝弟見聞数名順序
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