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臨済録 / 示衆

問:「如何是佛?魔?」師云:

新字:問:「如何是仏?魔?」師云:

書き下し

問う、「如何なるか是れ仏、(如何なるか是れ)魔。」師云く、

現代語訳

ある僧が問うた。「仏とは何か。魔とは何か。」師は言った。

解説

仏と魔を並べて問う短い問いである。答えはこの後に続くが、問いそのものに修行者の関心の置き所が表れている。仏は目指すべきもの、魔は避けるべきものと、修行者は二つを対立させて考えがちである。臨済は別の箇所で、一念の疑いが魔であり、一念の心が生じないことが仏だと答え、仏も魔も外にいる存在ではなく、自分の心の一瞬のあり方にすぎないと示す。善と悪、成功と失敗を外に固定した実体として捉えるのではなく、自分の心の構えが生み出すものとして見直すことは、仕事での迷いや対立を解きほぐす手がかりにもなる。

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