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礼記 / 投壺

鼓:○□○○□□○□○○□;半:○□○□○○○□□○□○。 魯鼓:○□○○○□□○□○○□□○□○○□□○;半:○□○○○□□○。 薛鼓,取半以下為投壺禮,盡用之為射禮。司射、庭長,及冠士立者,皆屬賓黨;樂人及使者、童子,皆屬主黨。

新字:鼓:○□○○□□○□○○□;半:○□○□○○○□□○□○。 魯鼓:○□○○○□□○□○○□□○□○○□□○;半:○□○○○□□○。 薛鼓,取半以下為投壺礼,尽用之為射礼。司射、庭長,及冠士立者,皆属賓党;楽人及使者、童子,皆属主党。

書き下し

鼓は、○□○○□□○□○○□。半ばは、○□○□○○○□□○□○。 魯の鼓は、○□○○○□□○□○○□□○□○○□□○。半ばは、○□○○○□□○。 薛の鼓は、半ば以下を取りて投壺の礼と為し、尽く之を用いて射の礼と為す。司射・庭長(ていちょう)、及び冠士の立つ者は、皆賓の党に属す。楽人及び使者・童子は、皆主の党に属す。

現代語訳

投壺の太鼓の打ち方は「○□○○□□○□○○□」である。その半分の打ち方は「○□○□○○○□□○□○」である。 魯の国の鼓の打ち方は「○□○○○□□○□○○□□○□○○□□○」である。その半分の打ち方は「○□○○○□□○」である。 薛の国の鼓の打ち方は、その半分から後を取って投壺の礼に用い、全部を用いれば射の礼に用いる。司射と庭長(ていちょう、庭の取り締まり役)、それに冠をつけた成人の士で立って見ている者は、みな客の側に属する。楽人と使いの者と童子は、みな主人の側に属する。(譜の○は小太鼓の鼙(へい)を、□は大太鼓を打つしるしである。)

解説

投壺の礼で奏でる太鼓の拍子を記した、きわめて珍しい段である。○と□の二種類の記号が並んでおり、鄭玄は、円いしるしは小太鼓の鼙(へい)を打ち、四角いしるしは大太鼓を打つことを表すと注している。そして昔は事を行うのに、それぞれ決まった鼓の節があり、その節を聞けば何が行われているかがわかったのだとも述べる。魯と薛の二国で拍子が異なり、薛では前半を略した半分の拍子を投壺に、全部を射礼に用いたという。遊びの投壺が射礼を簡略にしたものであることが、音楽の面からも裏づけられる。後半は、その場にいる人々をどちらの組に分けるかを定める。進行役や見物の成人は客の側に、楽人や使い走り、子どもは主人の側に属する。場にいる全員がどちらかに属することで、皆が同じ遊びに加わる形になる。音と拍子で場の進行を知らせる工夫は、始業のチャイムや式典の音楽にも通じる。

この章句が説くこと

礼記投壺鼓音楽射礼

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