礼記 / 礼運
「故禮行於郊而百神受職焉,禮行於社而百貨可極焉,禮行於祖廟而孝慈服焉,禮行於五祀而正法則焉。故自郊、社、祖廟、山川、五祀,義之脩而禮之藏也。 「是故夫禮,必本於大一,分而為天地,轉而為陰陽,變而為四時,列而為鬼神。其降曰命,其官於天也。
新字:「故礼行於郊而百神受職焉,礼行於社而百貨可極焉,礼行於祖廟而孝慈服焉,礼行於五祀而正法則焉。故自郊、社、祖廟、山川、五祀,義之脩而礼之蔵也。 「是故夫礼,必本於大一,分而為天地,転而為陰陽,変而為四時,列而為鬼神。其降曰命,其官於天也。
書き下し
故に礼郊に行われて百神職を受け、礼社に行われて百貨極むべく、礼祖廟に行われて孝慈服し、礼五祀に行われて法則を正す。故に郊・社・祖廟・山川・五祀よりするは、義の脩まりて礼の蔵(おさ)まるなり。 是の故に夫れ礼は、必ず大一(たいいつ)に本づき、分かれて天地と為り、転じて陰陽と為り、変じて四時と為り、列して鬼神と為る。其の降るを命と曰い、其れ天に官(のっと)るなり。
現代語訳
だから礼が郊の祭りで行われれば、多くの神々がそれぞれの職分を受け持ち、礼が社の祭りで行われれば、あらゆる産物が豊かに尽くされ、礼が祖廟の祭りで行われれば、孝と慈しみが人々に行き渡り、礼が五祀の祭りで行われれば、法則が正される。だから郊・社・祖廟・山川・五祀の祭りに至るまで、義が修められ礼が収められているのである。 こういうわけで、礼は必ず大一(たいいつ、天地が分かれる前の根源)に基づき、それが分かれて天地となり、めぐって陰陽となり、移り変わって四季となり、並んで鬼神となる。それが下って人に及ぶのを命といい、それは天にのっとっているのである。
解説
この章句が説くこと
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