名将言行録 / 『名将言行録』豐臣秀吉 評・一剣を頼まぬ大勇
一劍を頼まざるの大勇である。秀吉が大をなす所以の一つである。
新字:一剣を頼まざるの大勇である。秀吉が大をなす所以の一つである。
書き下し
一劍を頼まざるの大勇である。秀吉が大をなす所以の一つである。
現代語訳
一剣を頼みにしない大勇です。秀吉が大をなすゆえんの一つです。
解説
菊池寛は評で、有岡城で刀を与えた振る舞いを「一剣を頼まざる大勇」と呼び、秀吉が大をなした理由の一つに数えます。腕力や武器で身を守るのでなく、相手の心を動かして身を守る勇気を高く見る点が特色です。これは1943年の作家の評であり、どこまで事実かは別に考える必要があります。現代の仕事では、反対者や敵対的な相手に対して、自分を守る構えを解いて向き合う姿勢が、信頼や協力を得る入り口になることを考えさせます。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
菊池寛の評一剣を頼まず大勇有岡城胆力秀吉
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