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人物志 / 體別

彊楷堅勁,用在楨幹,失在專固。論辨理繹,能在釋結,失在流宕。

新字:彊楷堅勁,用在楨幹,失在専固。論弁理繹,能在釈結,失在流宕。

書き下し

彊楷堅勁なるは、用は楨幹に在り、失は専固に在り。論弁理繹なるは、能は釈結に在り、失は流宕に在り。

現代語訳

強く規範的で堅固な人は、その用い所は(組織の)柱や骨組みとなることにあり、欠点は一つに固執して頑固なことにある。論じ弁じて筋道を解きほぐす人は、その能力はもつれた問題を解くことにあり、欠点は議論が流れて締まりがなくなることにある。

解説

偏材の型を続けて二つ挙げる。強く規範的で堅い人は、楨幹すなわち建物の柱や骨組みのように組織を支えるが、行き過ぎれば頑固に一つのやり方に固執する。論じて筋道を解きほぐす人は、もつれた問題を解く力があるが、行き過ぎれば話が流れて締まりがなくなる。劉劭はどの型にも、才が生きる場面と欠点が出る場面とを一組にして示し、人を一面的に良い悪いと決めない。現代の組織でも、規律を守らせる人と、議論で問題を整理する人は、ともに欠かせない。それぞれの弱点を別の型の人で補う組み合わせを考えることが、人を配置する側の仕事になる。

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