文昌帝君陰騭文 / 第七段・百福駢臻し、千祥雲集す
百福駢臻,千祥雲集,豈不從陰騭中得來者哉?」
新字:百福駢臻,千祥雲集,豈不従陰騭中得来者哉?」
書き下し
百福駢び臻り、千祥雲のごとく集まる。豈に陰騭の中より得来る者に従はざらんや」と。
現代語訳
あらゆる福が並んで到来し、千のめでたいことが雲のように集まります。これらはみな、人知れず積んだ徳の中から生まれてきたものではないでしょうか」。
解説
文昌帝君陰騭文の結びの一句です。福が並んで来る、めでたいことが雲のように集まるという、ふくらんだ言い方で締めくくられます。最後を問いの形にしているところが、この文の作り方です。断定せず、これはみな陰騭から来たのではないか、と読む側に返しました。全体を振り返ると、この文は五百字ほどの短いなかに、故事による例示、心構え、具体的な善事、禁止の列、身の処し方を順に並べ、最後にここへ戻ってきます。人に見せる善ではなく、人知れず積むものだけが福を生む、という一本の筋です。清代には太上感応篇、関聖帝君覚世真経とともに三聖経と呼ばれ、広く読まれました。
この章句が説くこと
陰騭百福結び三聖経徳
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