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文昌帝君陰騭文 / 第七段・近報は則ち自己に在り、遠報は則ち児孫に在り

諸惡莫作,眾善奉行。永無惡曜加臨,常有吉神擁護。近報則在自己,遠報則在兒孫。

新字:諸悪莫作,衆善奉行。永無悪曜加臨,常有吉神擁護。近報則在自己,遠報則在児孫。

書き下し

諸悪作すこと莫く、衆善奉行せよ。永く悪曜の加臨すること無く、常に吉神の擁護有らん。近報は則ち自己に在り、遠報は則ち児孫に在り。

現代語訳

もろもろの悪を行わず、多くの善を行いなさい。そうすれば凶なる星がのしかかることは永くなく、いつも善き神が守り助けてくれるでしょう。近い報いはその人自身の上にあらわれ、遠い報いは子や孫の上にあらわれます。

解説

結びに入る段です。諸悪莫作、衆善奉行の八字は七仏通誡偈として仏教で古くから知られた句で、太上感応篇にも同じ形で現れます。道教の神の教えを説く文が、仏教の句をそのまま置いているところに、この時代の善書の性格がよく出ています。後半の近報則在自己、遠報則在児孫は、この文でもっとも人口に膾炙した二句です。報いには近いものと遠いものがあり、近いほうは自分に、遠いほうは子孫に及ぶという。因果の清算が一代で終わらないという見方は太上感応篇と共通します。信じるかどうかは別として、自分の代で始末できないものを次に渡しているという自覚は、判断の重さを変えます。

この章句が説くこと

七仏偈近報遠報子孫

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この一句を、あなたの毎日に。

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