抱朴子外篇 / 廣譬
抱樸子曰:凡木結根於靈山,而匠石為之寢斤斧;小鮮寓身於龍池,而漁父為之息綱罟。蚊集鷹首,則鳸鵦不敢啄;鼠住虎側,則貍犬不敢睨。
新字:抱樸子曰:凡木結根於霊山,而匠石為之寝斤斧;小鮮寓身於竜池,而漁父為之息綱罟。蚊集鷹首,則鳸鵦不敢啄;鼠住虎側,則貍犬不敢睨。
書き下し
抱朴子曰く、凡木根を霊山に結べば、匠石之が為に斤斧を寝む。小鮮身を龍池に寓すれば、漁父之が為に網罟を息む。蚊鷹の首に集まれば、鳸鵦敢えて啄まず。鼠虎の側に住めば、貍犬敢えて睨みず。
現代語訳
抱朴子は言う。平凡な木でも霊山に根を張れば、大工の匠石はその木のために斧を収める。小さな魚でも龍の池に身を寄せれば、漁師はその魚のために網をやめる。蚊が鷹の頭に集まれば、鳸鵦もあえてついばまず、鼠が虎のそばに住めば、狸や犬もあえて睨まない。
解説
凡庸な木も霊山にあれば伐られず、小魚も龍の池にいれば網を免れます。蚊が鷹の頭に集まれば鳥は手を出さず、鼠が虎のそばにいれば犬も睨みません。「凡木根を霊山に結べば、匠石之が為に斤斧を寝む」とあるのは、身を置く場所の力を言った段です。力のない者でも、強いものの庇護のもとにあれば守られるという現実を、率直に描いています。組織でも、誰の下で働くか、どこに居場所を持つかが人の安全と成長を左右します。上に立つ者は、自分が庇護になれているかを省みたい。
この章句が説くこと
凡木根を霊山に結べば匠石之が為に斤斧を寝む小鮮身を竜池に寓すれば庇護居場所
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