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抱朴子外篇 / 廣譬

抱樸子曰:毫厘蹉於機,則尋常達於的;與奪失於此,則善否亂於彼。邪正混侔,則彜倫攸斁;功過不料,則庶績以崩。故明君賞猶春雨而無霖淫之失,罰擬秋霜而無詭時之嚴。

新字:抱樸子曰:毫厘蹉於機,則尋常達於的;与奪失於此,則善否乱於彼。邪正混侔,則彜倫攸斁;功過不料,則庶績以崩。故明君賞猶春雨而無霖淫之失,罰擬秋霜而無詭時之厳。

書き下し

抱朴子曰く、毫厘機に蹉けば、則ち尋常的に達す。与奪此に失えば、則ち善否彼に乱る。邪正混侔すれば、則ち彝倫攸に斁る。功過料らざれば、則ち庶績以て崩る。故に明君の賞は春雨のごとくして霖淫の失無く、罰は秋霜に擬えて詭時の厳無し。

現代語訳

抱朴子は言う。引き金のところでわずかに狂えば、的に届くころには尋常(一丈六尺ほど)もずれている。与えることと奪うことをここで誤れば、善悪はあちらで乱れる。邪と正が入り混じれば、人の守るべき常の道は崩れ、功と過を量らなければ、多くの事業は崩れる。そこで明君の賞は春雨のようで、降りすぎの害がなく、罰は秋の霜になぞらえられ、時節外れの厳しさがない。

解説

弩の引き金でわずかに狂えば、的の前では大きなずれになります。賞と罰も同じで、与えるか奪うかの最初の判断を誤ると、善悪の基準全体が乱れていくと述べる段です。結びの「春雨のごとく」「秋霜に擬え」は、賞は恵みとして適量に、罰は時宜に合わせて厳しくという比喩です。評価制度でも、甘すぎる評価や気分で変わる叱責は、基準そのものを壊します。功と過を測る物差しを揃えることが、組織の仕事の質を支えます。

この章句が説くこと

毫厘機に蹉けば功過料らざれば則ち庶績以て崩る罰は秋霜に擬えて評価基準

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