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弟子規 / 入則孝・親有疾

親有疾、藥先嘗、晝夜侍、不離床

新字:親有疾、薬先嘗、昼夜侍、不離床

書き下し

親に疾有れば、薬は先ず嘗め、昼夜侍して、床を離れず。

現代語訳

親が病気になれば、薬はまず自分が味見をし、昼も夜もそばに付き添って、病床から離れません。

解説

親の看病を述べた、一組だけの短い条です。薬をまず自分が嘗めて確かめるという行いは、孝子の逸話として古くから語られ、前漢の文帝の故事に結びつけて伝えられます。ここでは細部の史実よりも、安全を確かめてから差し出し、そばを離れずにいるという、心を砕く姿勢を読み取るとよいでしょう。現代の介護は、一人で抱え込む形では続かず、家族や専門職、制度に頼ることも大切な務めです。その前提のうえで、病む人のもとに時間を割く優先順位の置き方は、職場の上司が部下の不調に向き合う場面にも通じます。
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この章句が説くこと

疾薬先嘗昼夜侍不離床看病孝

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