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弟子規 / 入則孝・親所好

親所好、力為具、親所惡、謹為去 身有傷、貽親憂、德有傷、貽親羞

新字:親所好、力為具、親所悪、謹為去 身有傷、貽親憂、徳有傷、貽親羞

書き下し

親の好む所は、力めて為に具え、親の悪む所は、謹んで為に去れ。 身に傷有れば、親に憂いを貽し、徳に傷有れば、親に羞を貽す。

現代語訳

親の好むものは、力を尽くして用意し、親の嫌うものは、慎んで取り除きなさい。 身体に傷を負えば、親に心配をかけ、徳に傷がつけば、親に恥をかかせます。

解説

相手の好みを知って応え、嫌がることは先に除く。尽くし方の基本を、親という身近な相手で教える条です。後半は、身体の傷より徳の傷のほうが親を深く恥じ入らせると読め、自分の行いが身内の名誉にまで及ぶという意識を促します。この発想は『孝経』に見える、身体髪膚を大切にする考え方とも響き合います。仕事では、顧客や上司が何を喜び何を嫌うかを日頃から観察する姿勢に通じます。また自分の振る舞いは、所属する組織や家族の評判にもつながっていると意識させる一節です。
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人生を、一行の式にしてみた。

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この章句が説くこと

好む所悪む所親の憂い徳の傷羞孝

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