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智囊 / 應卒・雷簡夫・陸光祖

陝西因洪水下,大石塞山澗中,水遂橫流為害。石之大有如屋者,人力不能去,州縣患之。雷簡夫為縣令,乃令人各於石下穿一穴,度如石大,挽石入穴窖之,水患遂息。陸光祖初授濬縣令。庚戌賀闌入塞。大司馬趙錦議役三輔民築垣以御,陸持不可,司馬怒,以撓軍興劾之。陸屹不動,已復言於直指,謂必役本地民,莫若出錢與邊民如雇役法。直指上其議,竟得請,三輔乃安。

新字:陝西因洪水下,大石塞山澗中,水遂横流為害。石之大有如屋者,人力不能去,州県患之。雷簡夫為県令,乃令人各於石下穿一穴,度如石大,挽石入穴窖之,水患遂息。陸光祖初授濬県令。庚戌賀闌入塞。大司馬趙錦議役三輔民築垣以御,陸持不可,司馬怒,以撓軍興劾之。陸屹不動,已復言於直指,謂必役本地民,莫若出銭与辺民如雇役法。直指上其議,竟得請,三輔乃安。

書き下し

陝西、洪水下るに因り、大石、山澗の中を塞ぎ、水遂に横流して害を為す。石の大なること屋の如き者有り、人力もて去ること能わず、州県これを患う。雷簡夫、県令たり、乃ち人をして各々石の下に一穴を穿たしめ、度ること石の大なるが如くし、石を挽きて穴に入れてこれを窖す。水患遂に息む。陸光祖、初めて濬県令を授けらる。庚戌、賀蘭入塞す。大司馬趙錦、三輔の民を役して垣を築き以て禦がんことを議す。陸持して不可とす。司馬怒り、軍興を撓すを以てこれを劾す。陸屹として動かず。已にして復た直指に言う、「必ず本地の民を役せんとせば、銭を出して辺民に与え、雇役の法の如くするに若かず」と。直指その議を上げ、ついに請を得、三輔乃ち安んず。

現代語訳

陝西で洪水が下ったとき、大きな石が山あいの谷川をふさぎ、水が横にあふれて害をなした。石の中には家ほどの大きさのものがあり、人の力では取り除けず、州県は頭を悩ませた。雷簡夫は県令だったとき、人々に命じて石の下にそれぞれ穴を掘らせ、石の大きさに合わせた深さにし、石を引いて穴に落とし込んで埋めた。水害はついに収まった。陸光祖は初めて濬県の県令に任命された。庚戌の年、賀蘭部が国境に侵入した。大司馬の趙錦は都周辺三輔の民を徴用して防壁を築き、防ごうと議した。陸光祖はこれに反対し、がんとして譲らなかった。司馬は怒って、軍の準備を妨げるものとして弾劾した。陸光祖は毅然として動じなかった。やがて直指使に再び言った。「どうしても現地の民を使うなら、銭を出して辺境の民に与え、雇役の法のようにするのがよいでしょう。」直指使はその提案を上申し、ついに許されて、三輔の人々はようやく落ち着いた。

解説

二つの話に共通するのは、正面から重い物や重い負担を動かさず、条件を変えて問題を解くことです。雷簡夫は巨石を運ばず、その下に穴を掘って落とし込み、水路を開きました。陸光祖は、住民を無償で徴用する案に反対し、銭を払って雇う方式に改めるよう主張しています。上役の怒りを受けても主張を曲げず、別ルートで再提案して通した粘り強さも見どころです。管理職は、反対するだけで終わらず、対案とその届け方まで用意して初めて、現場を守れます。原文の背景は簡略で、徴用が実際どう変わったかは確かではありません。

この章句が説くこと

窖石雇役法持不可陸光祖対案現場を守る

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