武家家訓集 / 北条早雲廿一箇条第1条
一第一佛神を信じ申べき事、
新字:一第一仏神を信じ申べき事、
書き下し
一第一佛神を信じ申べき事、
現代語訳
第一に、神仏を信じ敬うべきことです。
解説
早雲廿一箇条の第一条は、たった一行で、神仏を信じるのが何よりも第一だと言い切ります。条の中身は短いものの、続く第五条で、祈るかどうかよりも心の持ち方が肝心だと説かれるので、ここは全体の土台を置いた一文です。二十一箇条が起床や身だしなみなどの日常の心得を並べる中で、最初に信仰を置いた点に、この家訓の重心がうかがえます。現代の仕事に当てはめるなら、特定の宗教に限らず、自分の損得を超えて頭を垂れる対象を持つことが、判断の軸になるとも読めます。二十一条の冒頭に置かれていることは、本文の字面以上の重みを持ちます。
この章句が説くこと
信仰神仏敬う土台心得武家家訓集
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