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修身要領 / 第四条

身体を大切にし健康を保つは、人間生々の道に欠く可らざるの要務なり。常に心身を快活にして、苟めにも健康を害するの不養生を戒む可し。

書き下し

身体を大切にし健康を保つは、人間生々の道に欠くべからざる要務なり。常に心身を快活にして、いやしくも健康を害するの不養生を戒むべし。

現代語訳

体を大切にして健康を保つことは、人が生きていくうえで欠かせない大事な務めです。常に心も体も快活にして、少しでも健康を損なうような不養生をしないよう、自分を戒めなければなりません。

解説

健康管理を、個人の好みではなく人の務めとして位置づけた条です。独立自尊の人は心身の独立を保つはずなので、体を壊して他人の世話にならざるを得なくなることは、その土台を崩すことになります。ここでいう快活は、気持ちの面も含みます。心身を同じ重さで見ている点は、今日のメンタルヘルスの考え方にも通じます。忙しさや責任感を理由に睡眠や休みを削る働き方は、一見立派でも、長く続けば自分も周囲も苦しくします。休むことを、務めの一部として考えたい条文です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

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この章句が説くこと

健康不養生心身快活要務養生独立

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