朱子家訓 / 黎明即起
黎明即起,灑掃庭除,要內外整潔。 既昏便息,關鎖門戶,必親自檢點。
新字:黎明即起,灑掃庭除,要内外整潔。 既昏便息,関鎖門戸,必親自検点。
書き下し
黎明に即ち起き、庭除を灑掃し、内外を整潔ならしめんことを要す。 既に昏れては便ち息い、門戸を関鎖して、必ず親自ら検点せよ。
現代語訳
夜明けとともに起き、庭や階段のあたりを掃き清め、家の内も外もきれいに整えるようにしなさい。 日が暮れたらすぐに休み、門や戸に鍵をかけて、必ず自分の目で確かめなさい。
解説
『朱子家訓』は、明末清初の儒者である朱用純(朱柏廬)が家を治める心得を説いた短い格言集で、朱熹の作ではありません。冒頭に置かれたのは、起きる時刻、掃除、就寝、戸締まりという日々の動作です。大きな理想より先に、生活のリズムと身の回りの整えを土台に据えています。特に「必ず親自ら検点せよ」は、確認を人任せにしない姿勢を示します。職場でも、始業前の整理整頓や終業時の施錠、最終確認は、小さな事故や信用の損失を防ぐ手堅い習慣です。朝と夜の区切りを自分で決めることが、一日の質を静かに支えます。
この章句が説くこと
黎明即起灑掃整潔関鎖門戸親自検点生活の律
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