般若心経 / 『般若心経』般若は真実不虚
故知般若波羅蜜多、是大神咒、是大明咒、是無上咒、是無等等咒、能除一切苦、真實不虛。
新字:故知般若波羅蜜多、是大神咒、是大明咒、是無上咒、是無等等咒、能除一切苦、真実不虚。
書き下し
故に知るべし、般若波羅蜜多は、是れ大神咒、是れ大明咒、是れ無上咒、是れ無等等咒にして、能く一切の苦を除き、真実にして虚ならず。
現代語訳
ですから知るべきです。智慧の完成は、偉大な力ある言葉、偉大な光の言葉、このうえない言葉、並ぶもののない言葉であり、あらゆる苦しみをよく取り除く、真実で偽りのないものです。
解説
ここまでの教えを受けて、般若波羅蜜多をたたえる一節です。咒は力のある言葉を指し、大神、大明、無上、無等等と四つの形容を重ねて、その価値の高さを示します。ただし、ここで言う力は呪文の魔力というより、物事を正しく見ぬく智慧のはたらきと読むのが自然です。仕事の場面に置くと、苦しい局面を抜ける力は、勢いや我慢より、状況を見誤らない目にある、という読み方ができます。「真実不虚」の語は、経が自らの言葉に責任を持つ宣言でもあります。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
般若波羅蜜多大神咒大明咒無上咒無等等咒真実不虚
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