易経 / 師卦
師出以律;失律,凶也。 在師中吉,承天寵也。王三錫命,懷萬邦也。 師或輿尸,大无功也。 左次无咎,未失常也。 長子帥師,以中行也。弟子輿尸,使不當也。 大君有命,以正功也。小人勿用,必亂邦也。周易 第八卦 坤下坎上 易經:比:吉。原筮元永貞,无咎。不寧方來,後夫凶。 初六:有孚,比之,无咎。有孚盈缶,終來有它,吉。 六二:比之自內,貞吉。 六三:比之匪人。 六四:外比之,貞吉。 九五:顯比。王用三驅,失前禽,邑人不誡,吉。 上六:比之无首,凶。 彖曰:
新字:師出以律;失律,凶也。 在師中吉,承天寵也。王三錫命,懐万邦也。 師或輿尸,大无功也。 左次无咎,未失常也。 長子帥師,以中行也。弟子輿尸,使不当也。 大君有命,以正功也。小人勿用,必乱邦也。周易 第八卦 坤下坎上 易経:比:吉。原筮元永貞,无咎。不寧方来,後夫凶。 初六:有孚,比之,无咎。有孚盈缶,終来有它,吉。 六二:比之自内,貞吉。 六三:比之匪人。 六四:外比之,貞吉。 九五:顕比。王用三駆,失前禽,邑人不誡,吉。 上六:比之无首,凶。 彖曰:
書き下し
師出づるに律を以てす、律を失えば凶なり。師に在りて中す、吉とは、天の寵を承くるなり。王三たび命を錫うとは、万邦を懐くるなり。師或いは尸を輿すとは、大いに功无きなり。左き次る、咎无しとは、未だ常を失わざるなり。長子師を帥うるは、中行を以てなり。弟子尸を輿すとは、使うこと当たらざるなり。大君命有りとは、以て功を正すなり。小人用うる勿かれとは、必ず邦を乱せばなり。周易 第八卦。坤下坎上。易経。比は、吉なり。原ねて筮し、元いに永く貞なれば、咎无し。寧からざるもの方に来たる、後るる夫は凶。初六、孚有りて之に比す、咎无し。孚有りて缶に盈つれば、終に来たりて它の吉有り。六二、之に比すること内よりす、貞にして吉。六三、之に比するに人に匪ず。六四、外之に比す、貞にして吉。九五、比を顕らかにす。王三駆を用いて前禽を失う、邑人誡めず、吉。上六、之に比するに首无し、凶。彖に曰く、
現代語訳
「軍隊が出るには規律による」。規律を失えば凶である。「軍の中にあって中庸を得て吉」とは、天の恵みを受けることである。「王が三度褒賞の命を下す」とは、あらゆる国を懐かせることである。「軍が屍を車に載せて帰る」とは、大いに功がないことである。「退いて陣を張り、とがめがない」とは、まだ常の道を失っていないからである。「長男が軍を率いる」とは、中庸の道をもって行うからである。「弟たちが屍を車に載せて帰る」とは、人の使い方が当を得ていないからである。「大君が命を下す」とは、それによって功績を正しく定めることである。「小人は用いてはならない」とは、必ず国を乱すからである。『周易』第八の卦。下が坤(地)、上が坎(水)の卦である。易経にいう。比(親しみ助け合う)は、吉である。よく確かめて占い、大いなる徳を永く正しく保つならば、とがめはない。安らかでない者たちが今まさに寄り集まってくる。遅れてくる者は凶である。初六、誠をもって親しむ。とがめはない。誠が素焼きの甕に満ちるほどであれば、ついには思いがけない吉がやって来る。六二、内から親しむ。正しさを守れば吉である。六三、親しむ相手がふさわしい人ではない。六四、外に向かって親しむ。正しさを守れば吉である。九五、親しみを公明に示す。王が狩りで三方から追い込み、前に逃げる獣は逃がしてやる。町の人々も警戒しない。吉である。上六、親しもうとしても頭となる者がいない。凶である。彖伝にいう。
解説
関連する章句
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易経・訟卦事とする所を永くせずとは、訟は長くすべからざるなり。小しく言有りと雖も、其の弁明らかなり。訟に克たず、帰りて逋れ竄るるなり。下より上を訟う、患いの至ること掇うがごときなり。旧徳に食むとは、上に従えば吉なるなり。復りて命に即き渝わる、貞に安んずとは、失わざるなり。訟う、元いに吉とは、中正なるを以てなり。訟を以て服を受くるは、亦敬するに足らざるなり。周易 第七卦。坎下坤上。易経。師は、貞なり、丈人なれば吉にして咎无し。初六、師出づるに律を以てす。否らざれば臧くとも凶。九二、師に在りて中す、吉にして咎无し。王三たび命を錫う。六三、師或いは尸を輿す、凶。六四、師左き次る、咎无し。六五、田に禽有り、言を執るに利ろし、咎无し。長子師を帥い、弟子尸を輿す、貞なれども凶。上六、大君命有り、国を開き家を承けしむ、小人は用うる勿かれ。彖に曰く、
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易経・比卦比の初六は、它の吉有るなり。之に比すること内よりすとは、自ら失わざるなり。之に比するに人に匪ず、亦傷ましからずや。外賢に比するは、以て上に従うなり。比を顕らかにするの吉は、位正中なればなり。逆を舎てて順を取る、前禽を失うなり。邑人誡めずとは、上の使うこと中なればなり。之に比するに首无しとは、終わる所无きなり。周易 第九卦。乾下巽上。易経。小畜は、亨る。密雲あれども雨ふらず、我が西郊よりす。初九、復ること道よりす、何ぞ其れ咎あらん、吉。九二、牽かれて復る、吉。九三、輿輻を説く、夫妻目を反す。六四、孚有り、血去り惕れ出づ、咎无し。九五、孚有りて攣如たり、富むに其の隣を以てす。上九、既に雨ふり既に処る、徳を尚びて載す。婦は貞なれども厲し。月望に幾し、君子征けば凶。彖に曰く、
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易経・彖伝比は、吉なり。比は、輔くるなり、下順従するなり。「原ね筮う、元永貞にして、咎无し」とは、剛中なるを以てなり。「寧んぜざる方来る」とは、上下応ずればなり。「後るる夫は凶」とは、其の道窮まればなり。
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易経・象伝地上に水有るは比なり、先王は以て万国を建て、諸侯を親しむ。
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易経・彖伝師は、衆なり。貞は、正なり。能く衆を以て正しくすれば、以て王たるべし。剛中にして応じ、険を行きて順う、此を以て天下を毒すれども、民之に従う。吉にして又何の咎あらんや。
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易経・序卦需(じゅ)とは、飲食の道なり。飲食には必ず訟(しょう)有り、故に之を受くるに訟を以てす。訟には必ず衆の起こること有り、故に之を受くるに師を以てす。師とは、衆なり。衆には必ず比(した)しむ所有り、故に之を受くるに比を以てす。比とは、比しむなり。比しめば必ず畜(たくわ)うる所有り、故に之を受くるに小畜を以てす。
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