弟子規 / 信・凡道字
凡道字、重且舒、勿急疾、勿模糊 彼說長、此說短、不關己、莫閒管
新字:凡道字、重且舒、勿急疾、勿模糊 彼説長、此説短、不関己、莫閒管
書き下し
凡そ字を道うは、重く且つ舒やかに、急疾なる勿かれ、模糊なる勿かれ。 彼は長しと説き、此は短しと説く。己に関せずんば、閒管する莫かれ。
現代語訳
言葉を発するときは、重みをもってゆったりと話し、早口になってはいけません。ぼそぼそとあいまいにしてもいけません。 あちらは長いと言い、こちらは短いと言う。自分に関わりのない言い争いに、余計な口出しをしてはいけません。
解説
話し方の作法と、他人の言い争いへの距離の取り方を説く条です。早口とあいまいな発音は、相手に聞き取りの負担を強いるうえ、自信のなさや軽さとして伝わります。前半は今日の発声や話し方の指導にもそのまま通じます。後半の「閒管」は余計な世話焼きのことで、利害のないもめごとに首を突っ込めば、双方から恨みを買いかねません。ただし、部下どうしの対立が仕事に響くときは、自分に関わることとして向き合う必要があります。関係の有無を見極める目が要ります。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
話し方重く舒やか急疾模糊閒管距離
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