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幽夢影 / 巻上・才子にして富貴なる

才子而富貴,定從福慧雙修得來。

新字:才子而富貴,定従福慧双修得来。

書き下し

才子にして富貴なるは、定めて福慧雙び修むるより得來たらん。

現代語訳

才能ある人が富と地位にも恵まれているのは、きっと福徳と智慧の両方を修めてきたからでしょう。

解説

才能と富貴の両方を得ることのむずかしさを、仏教の言葉で言い表した一句です。福慧双修は、布施などの善行による福徳と、真理を悟る智慧の両方を修めることです。才は智慧の側、富貴は福徳の側に当たり、片方だけならよくあることでも、両方がそろうのはまれだという含みがあります。友人の陳鶴山は、福を修めて慧を修めなければ象が首飾りを掛けたようなもの、慧を修めて福を修めなければ羅漢でも供え物が乏しいという仏家の言葉を引き、これは張潮自身のことだと評しています。能力を磨くことと、人に尽くして信頼を積むことは、どちらが欠けても長続きしません。

この章句が説くこと

修身福徳智慧才能富貴

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この一句を、あなたの毎日に。

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