論語 / 子罕篇
子曰:知者不惑,仁者不憂,勇者不懼。
書き下し
子曰わく、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず。
現代語訳
孔子が『知者は物事に惑わず、仁者は憂え悩み、勇者は物事を恐れない』と言われた。
解説
物事をよくわきまえた人は判断に迷わず、思いやりの心を持つ人はくよくよ思い悩まず、勇気ある人は物事を恐れない、という三つの徳を示した言葉です。知識や見通しがあれば、どちらに進むべきか迷いにくくなります。人のことを思いやる広い心があれば、目先の損得に振り回されて悩み続けることが減ります。そして勇気があれば、難しい場面でも尻込みせずに前へ進めます。これは仕事の判断だけでなく、子育てや近所付き合いでも同じで、よく知り、人を思いやり、恐れずに行動する。この三つが揃って初めて、人は落ち着いて日々を過ごせるようになります。
この章句が説くこと
智慧決断力意思決定理念レジリエンス
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