尉繚子 / 兵教上
令民從上令、如四肢應心也。
新字:令民従上令、如四肢応心也。
書き下し
民をして上の令に従わしむること、四肢の心に応ずるがごとし。
現代語訳
人々に上の命令に従わせることは、あたかも手足が心の思うままに動くようにさせることである。
解説
号令一下で組織が動く理想の姿を、手足が心のままに動く様子にたとえている。手足が思い通りに動くのは、日頃から神経が行き届き、無理な動きを強いていないからであって、力ずくで従わせて得られるものではない。チームや家族の間でも、指示がすんなり届くかどうかは、日頃の信頼や意思疎通の積み重ねが物を言う。一体感とは命令の強さでなく、日々の関係の質から生まれる。
この章句が説くこと
一体感意思疎通信頼
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