尉繚子 / 將理
凡將、理官也、萬物之主也、不私於一人。
新字:凡将、理官也、万物之主也、不私於一人。
書き下し
凡そ将は理官なり、万物の主なり、一人に私せず。
現代語訳
そもそも将たる者は道理を裁く役人であり、あらゆる物事の主人公であって、特定の一人に肩入れすることはない。
解説
人の上に立ち判断を下す立場は、いわば公正な裁判官のようなものであるという教えである。誰か一人を特別扱いすれば、その瞬間に判断の物差しが歪み、他の人々からの信頼は静かに崩れていく。職場のリーダーに限らず、複数人の間を取り持つ立場に立つ人すべてに当てはまる話である。好き嫌いや近しさで裁定を変えないという一点こそ、公平の名に値する態度である。
この章句が説くこと
公平裁定中立
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