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老子 / 第5章

天地不仁,以万物為刍狗。聖人不仁,以百姓為刍狗。天地之間,其猶橐籥乎?虚而不屈,動而愈出。

書き下し

天地不仁にして万物を刍狗と為す。聖人不仁にして百姓を刍狗と為す。天地の間、猶ほ橐籥(たくやく)なるか。虚くして屈せず、動けば愈々出づ。

現代語訳

天地は特権的な愛情で処理しない。聖人も偏愛を外し、普遍的な眼差しで物事を見る。空の柔らかさは応答性を生む。

解説

リーダーは、特定のお気に入り(偏愛)を作ってはなりません。「天地」が全ての存在を公平に扱うように、リーダーも全ての部下を公平なルール(不仁)で扱うべきです。組織とは、空っぽの「ふいご(橐籥)」のようなもの。私情を挟まない公平な空間(虚)があってこそ、無限の力(愈々出づ)が引き出されます。

この章句が説くこと

公平応答性無私淡泊

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