尉繚子 / 武議
良馬有策、逺道可致。賢士有合、大道可明。
書き下し
良馬も策有れば、遠道致すべし。賢士も合有れば、大道明らかにすべし。
現代語訳
どんなに良い馬でも鞭があってこそ遠くまで行くことができ、どんなに優れた人物も、それにふさわしい出会いや処遇があってこそ、大きな道理を明らかにすることができる。
解説
才能や素質はそれだけでは眠ったままで、外からの働きかけがあって初めて力を発揮する。良い馬に鞭が要るように、優れた人にも、その力を引き出す出会いや場、後押しが要る。自分の能力に自信があっても発揮できずにいるなら、環境や関係が整っていない可能性を疑ってよい。人を育てる側も、才能を見つけるだけでなく、それを動かす仕掛けまで用意して初めて意味を持つ。
この章句が説くこと
人材機会引き出す
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