尉繚子 / 十二陵
悔在於任疑。
書き下し
悔いは疑わしきを任ずるに在り。
現代語訳
後悔というものは、疑わしい人物に重要な役目を任せることから生じる。
解説
何かを人に任せるとき、心のどこかに引っかかる違和感があるなら、その違和感は軽んじるべきではない。疑わしさを抱えたまま重要な役目を渡してしまえば、事が起きてから悔やんでも遅い。仕事の分担でも、責任ある役割を誰かに託す場面でも、同じ構造は繰り返される。迷いがあるなら任せる前に確かめる、その一手間が後悔を防ぐ。

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人事信頼後悔
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史記 韓長孺列伝梁の内史の缺くるや、孝王新たに斉人公孫詭を得て、之を説び、請ひて以て内史と為さんと欲す。竇太后聞き、乃ち王に詔して安国を以て内史と為さしむ。
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言志四録・言志晩録 第百二十一条 乗数と除数賢才を挙ぐれば、則ち百僚振ふ。不能を矜めば、則ち衆人勧む。乗数なり。大臣を猜めば、則ち讒慝興る。親戚を疏んずれば、則ち物情乖く。除数なり。須らく能く幾先を慎みて以て来後を慮るべし。
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論語・為政篇哀公問いて曰く、「何を為さば則ち民服せん。」孔子対えて曰く、「直きを挙げて諸(これ)を枉れるに錯(お)かば、則ち民服せん。枉れるを挙げて諸を直きに錯かば、則ち民服せず。」
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『晏子春秋』諫上・景公燕賞無功而罪有司晏子諫景公国内に燕賞し、万鐘なる者三、千鐘なる者五、令三たび出ずるも、職計之に従うこと莫し。公怒り、職計を免ぜしめ、令三たび出ずるも、士師之に従うこと莫し。公説ばず。晏子見ゆ、公晏子に謂いて曰く、「寡人聞く、国に君たる者は、人を愛すれば則ち能く之を利し、人を悪めば則ち能く之を疏ずと。今寡人は人を愛して利する能わず、人を悪みて疏ずる能わず、君道を失えり」と。晏子曰く、「嬰之を聞く、君正しくして臣従う、之を順と謂い、君僻にして臣従う、之を逆と謂う、と。今君は讒諛の臣を賞して、吏をして必ず従わしむれば、則ち是れ君をして其の道を失い、臣をして其の守を失わしむるなり。先王の愛を立つるは、以て善を勧むるなり。其の悪を立つるは、以て暴を禁ずるなり。昔者、三代の興るや、国に利あるものは之を愛し、国に害あるものは之を悪む、故に愛する所を明らかにして賢良衆く、悪む所を明らかにして邪僻滅ぶ、是を以て天下治平にして、百姓和集す。其の衰うるに及びては、行い安簡易にして、身は安逸楽、己に順う者は之を愛し、己に逆らう者は之を悪む、故に愛する所を明らかにして邪僻繁く、悪む所を明らかにして賢良滅ぶ、百姓を離散し、社稷を危覆す。君は上は聖王の興るを度らず、下は惰君の衰うるを観ず、臣は君の政に逆うの行いを懼る。有司敢えて争わず、以て社稷を覆し、宗廟を危うくせん」と。公曰く、「寡人知らざるなり、請う士師の策に従わん」と。国内の禄、収むる所の者三つなり。
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論語・公冶長篇子、公冶長を謂いて曰く、『妻すべし。縲絏(るいせつ)の中に在りと雖も、其の罪に非ず。』と。其の子を以て之に妻す。
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『甲陽軍鑑』品第四十其次に小山田弥三郎いはく、上杉則政は人をもみしり給はねばこそ則政にて取立の人に十人が九人微弱にて則政公の為も思はず、口にて管領をあがむるばかり、内々はうしろくらく、しかも又武道は臆病第一と聞へたりといへば、其後山県三郎兵衛いはく、上杉則政の儀、高野聖が半弓にて鍋釜盗人を一人射殺したるとて、足軽をあづけ弓大将にせらるゝなれば、一事が万事にわたる故何として人を見知りなされんといへば、