尉繚子 / 戰威
舉賢任能、不時日而事利。明法審令、不卜筮而獲吉。貴功養勞、不禱祠而得福。
新字:舉賢任能、不時日而事利。明法審令、不卜筮而獲吉。貴功養労、不禱祠而得福。
書き下し
賢を舉げ能に任すれば、時日せずして事利あり。法を明らかにし令を審らかにすれば、卜筮せずして吉を獲。功を貴び勞を養えば、禱祠せずして福を得。
現代語訳
賢者を登用し能力ある者に任せれば、日を占わずとも物事はうまく運ぶ。法を明らかにし命令を丁寧に定めれば、占わずとも吉となる。功績を尊び労苦に報いれば、祈らずとも幸福を得る。
解説
占いに頼らず、実力のある人を選び、規則を明確にし、頑張った人にきちんと報いる。そうすれば結果は自然とついてくるという、身も蓋もないほど実務的な宣言である。縁起を担ぐ暇があるなら人選と基準を見直せということであり、これは職場のチーム作りにも家庭の運営にも当てはまる。運頼みより先に、目の前の仕組みを整えることが結局は近道になる。
この章句が説くこと
実力主義公正な評価仕組み作り
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