古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

うひ山ぶみ / 第二十七段

次に古語拾遺、やゝ後の物にはあれども、二典のたすけとなる事ども多し、早くよむべし、

書き下し

次に古語拾遺、やゝ後の物にはあれども、二典のたすけとなる事ども多し、早くよむべし、

現代語訳

次に『古語拾遺』は、やや後の時代のものではあるけれども、二典の助けとなることが多い。早く読むべきである。

解説

読むべき書の順序を示していく部分に入る。『古語拾遺』は平安初期に斎部広成が記した書で、宣長は成立が下ることを断ったうえで、二典を補うものとして早く読めと勧める。成立年代が下ることを理由に切り捨てず、しかし後代のものだという但し書きは必ず添える。資料の性格を明示したうえで使うという手続きが徹底している。この一段は短いが、宣長の資料の扱い方がよく出ている。使えるものは使う。ただし、それが何であるかは常にはっきりさせておく。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

古語拾遺資料の性格順序補助資料古学

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る