古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

酔古堂剣掃 / 集法・一雞一黍

待客之禮,當存古意,止一雞一黍,酒數行,食飯而罷。以此為法。

新字:待客之礼,当存古意,止一鶏一黍,酒数行,食飯而罷。以此為法。

書き下し

客を待つの禮は、當に古意を存すべし。止だ一雞一黍、酒數行にして、飯を食して罷む。此を以て法と為す。

現代語訳

客をもてなす礼は、昔の心を残しておくべきです。ただ一羽の鶏と一皿のきびを出し、酒を数杯めぐらせて、ご飯を食べたら終わりにします。これを手本とします。

解説

客のもてなしは質素でよいと、その具体的な形を示した一則です。鶏を殺し黍を炊いてもてなすことは、『論語』に見える隠者が子路をもてなした場面などで知られ、素朴な歓待の象徴とされてきました。酒数行は、杯を数回めぐらせる程度にとどめることです。豪華な料理を並べて見栄を張るのではなく、心のこもった簡素なもてなしで十分だと言います。もてなす側も負担が軽く、客も気兼ねなく訪ねられます。人を招くとき、豪華さを競うより、気軽に続けられる形を大切にしたいものです。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

清貧礼節質素交友歓待

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る